霊園を選ぶなら景色が魅力的な多摩

府中市にある多磨霊園は日本で初めての公園墓地として、大正12年の春に開園しました。無宗教でも仏教以外の宗旨や宗派でも、申し込めば利用することができます。墓所としては大規模と言える128ヘクタールの面積を持ち、車を使えば新宿から1時間以内にアクセスできるのも魅力です。園内には、多数の樹木が植えられており、紅葉など日本ならではの風景を楽しめます。雑木林の中に赤松や桜が植えられて、静かな雰囲気です。墓地の形態としては、珍しい芝生墓地や大規模納骨堂などの他に、合葬墓地もあります。この合葬墓地は新しいタイプの墓地で、共同墓地とも呼ばれます。名義が個人ではなく、企業や宗教法人になっています。さらに多磨霊園は、数多くの著名人が利用していることでも有名です。

日本では古い歴史を誇る多摩霊園

日本における墓地の歴史は古いのですが、江戸時代では寺院が付属墓地を持ち、檀家たちの埋葬をしてきました。その後、明治になると墓地取扱規則が定められ、個人による埋葬が禁じられました。それに伴い国民のために公共墓地が用意されました。そして現代の東京には、雑司ヶ谷や青山、多摩など計8か所の墓所が存在します。これらの墓所では、従来の一般的なお墓以外に新形式の墓地が認められており、昭和初期に収蔵施設と呼ぶ形式が生まれました。収蔵施設は一時的に遺骨を預ける施設で、納骨堂とも呼ばれます。納骨堂ではお墓を用意するまでの間、遺骨を預けることができますが、あくまでもお墓が準備できるまでの利用とされています。そのため預けられる期間は、最長で5年間となっています。

利用する際に必要となる手続きはどのようなものか

利用を希望する場合には、窓口に必要書類を持参して、使用許可証の申請を行います。お墓は埋蔵施設と呼ばれますが、使用する権利を許可されなくてはなりません。遺骨を納骨する際にも手続きをし、管理料を納めます。納骨堂に預けていた遺骨をお墓に納めることを改葬と言いますが、この場合も所定の手続きを行います。納骨は許可を受けた日から3年以内に行うという規則があります。注意点として、納骨はこれまでに埋蔵も収蔵もされたことがなく、さらに火葬された遺骨に限ります。その他、分骨を預けることは認められていません。尚、管理費は毎年1回納めますが、これは水くみ場などの施設を維持するために使われます。不明な点があれば、窓口で随時相談などを受け付けていますので利用できます。